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紫班病性腎炎

原因が不明の腎炎


紫班病性腎炎は、Henoch-Schonlein紫斑病に合併する腎炎です。IgA腎症とほぼ同様の状態がみられます。原因はよくわかっていませんが、症状としては、血尿、たんぱく尿、四肢の紫班(紫色の皮膚病変)、腹痛、ひじやひざの関節痛などがあります。全身症状の憎悪期に伴って急激な腎機能の憎悪を示すのが特徴です。欧米などでは、IgA腎症と同一疾患として扱われていることがあります。

治療には、食事療法や薬物療法が行われます。急激な腎機能低下時はステロイドパルス療法(大量のステロイド投与)、慢性期には、抗血小板薬や抗凝固薬、経口ステロイド、免疫抑制剤などが使用されます。扁桃摘除が行われることもあります。

経過と予後

全身症状出現時に腎炎を併発し、急激な腎機能低下が起こることがあります。皮膚の病変の軽快とともに、尿の症状は軽快するか治癒します。治癒しない場合は、IgA腎炎同様に血尿と蛋白尿が慢性に持続します。

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