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腎炎の治療法


腎炎の治療法を、「急性腎炎」「急速進行性腎炎」「慢性腎炎」という種類別に簡単にご紹介します。 腎炎の治療には、症状が落ち着くまで入院が必要になることがほとんどです。これから治療を受ける方は参考にしてみて下さい。

種類 治療の方法
急性腎炎 治療は完治ではなく、症状を抑えることが目的です。急性期には入院して食事療法を中心に、高血圧やむくみを抑える薬(むくみ対策の利尿薬や高血圧対策の降圧薬など)が適用されます。扁桃炎などの感染症がある場合には、抗生物質や抗菌薬を投与することがあります。1週間ほどで乏尿やむくみ、高血圧症状がおさまり、尿の成分異常も数か月でおさまります(血尿や蛋白尿の消失)。こうなると、食事制限を多少ゆるめてもよい許可がおります。薬物治療も子供で約9割、大人で約5割はこれで完治するといわれています。
ただ、急性腎炎は再発しやすいので注意が必要です。再発すると慢性化します。過酷な作業や妊娠は1年ほど待ってからがよいでしょう。
急速進行性腎炎 薬急性期には入院して安静を保ち、多種類の薬を用います。面系反応を抑える目的で、副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤による薬物療法がよく使用されます。治療が遅れると腎不全になり、予後もありまりよくないため、早期治療が大切です。腎不全になれば透析を行うしかありません。
慢性腎炎 慢性腎炎は完治が難しいため、病状を軽い状態で維持することが目標となります。生活習慣の改善(規則正しい生活、十分な睡眠、過労は避ける)、食事療法(塩分やタンパク質量を制限する)、薬物療法などが行われます。
薬物療法に関しては、軽症の場合は用いられません。また、薬物療法に用いられる薬は患者の状態によってさまざまです。腎機能がすでに低下している場合は、副腎皮質ステロイド剤や抗血小板、抗凝固薬、ACE阻害薬、ARB、経口活性炭などが使用されます。詳しい薬や薬の副作用については医師に相談してください。
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